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故障者続出スペイン本番へ不安/親善試合

後半33分ゴールを決めたスペインMFシャビ(AP)
後半33分ゴールを決めたスペインMFシャビ(AP)

<国際親善試合:スペイン1-0米国>◇4日(日本時間5日)◇スペイン・サンタンデール

 欧州選手権(7日開幕、オーストリア・スイス共催)で優勝を目指すスペインが4日(日本時間5日)、本番前の最終テストマッチで米国に1-0と競り勝った。後半33分にMFシャビが2人のDFを鋭いドリブルで抜き去っての芸術的な決勝点。内容的に反省が残るが、連続無敗記録を16試合に伸ばした。

 1-0の勝利にアラゴネス監督は安堵(あんど)の表情を浮かべた。「もし前半のようなプレーをするのであれば、(本番は)難しいものになるだろう」。前半22分にはオフサイドの判定に救われたが、米国FWジョンソンにゴールネットを揺らされる始末。ミスから失点したペルー戦(5月31日)の教訓を生かせなかったことを悔やんだ。

 「今、チームは誰がいい調子でプレーできるのか、模索している状態だ」と同監督は言う。2列目に4枚の攻撃的MFを並べる布陣が、かみ合わなかった。イニエスタ欠場が響き、司令塔のセスクを孤立させてしまったのだ。初戦には間に合うはずだが、欠場したビジャ、イニエスタに加え、F・トーレス、シルバまで負傷と不安は残る。シャビは「あと数日で大会は始まる。最大限の力を持って戦うしかない」と、決意を口にしていた。スペインに油断は全くない。(山本孔一通信員)

 [2008年6月6日7時44分 紙面から]



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