スペイン不幸の黄色ユニホームでロシア戦
スペインに、再び不吉な予兆が降りかかる。準決勝ロシア戦に、黄色のユニホームを着て臨むことが決まった。両国とも正ユニホームは赤いシャツで、ホーム扱いのロシアに優先権があり、スペインは第2ユニホームとなったもの。実は同国では、黄色は縁起が悪いとされており、精神的な影響が心配されている。
この言い伝えは1673年、黄色の衣装を着た劇作家モリエールが「病は気から」の上演中に倒れ、そのまま亡くなったことに端を発している。以来スペインでは足かけ5世紀もの間、不幸を呼ぶ色として忌み嫌われてきた。MFシャビは「(2月の)フランス戦は、確か黄色のシャツで勝っている」と意に介さないが、アラゴネス監督は激怒。老将は迷信を信じ、試合前に渡された黄色い花束を拒否したり、練習で黄色のシャツを着た選手をば倒したこともあった。
イタリアとの準々決勝では、過去に国際大会で勝てなかった因縁の「6月22日」に勝ち、4強入りした。それが、一難去ってまた一難とばかり、もう1つのジンクスが浮上した。だが、「最大のミステリー」は、なぜ協会が黄色の第2ユニホームをつくったかだ。
[2008年6月26日8時17分 紙面から]
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